甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「夏休みがおわる前にか……」



部屋に残された矢吹は、窓から亜佐美が帰る姿を見送りながら呟いた。



不意にトゥルルーと、矢吹の携帯が鳴った。



矢吹は、ボタンを押して耳に当てる。



「もしもし……姉さん?」


どうやら電話は、矢吹の姉からだった。




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