甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「……」



ん?



不意に視線を感じてあたしは、振り返るが、そこは誰もいなかった。



もももしかして……ゆ幽霊?!



そうだったら、あたしは気絶寸前かもしれない。
幽霊とかみた事ないから、尚更にイヤだった。



「うっ……早く、タオル用意しよ」



マネジャーの仕事は、タオルの用意とか水分補給にペットボトルを用意するぐらいだろう。



救急箱は、あたしよりもケガの手当てがうまい人とかするみたいだし。



はっきり言えば、あたしは居なくても良いらしい。けど、そんなあたしでも、同じ一年の子は優しく扱ってくれる。



だから、少しは気が楽だった。



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