甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「ね?」



突然来夏ちゃんが、顔を近付けて来た。



「ああたしそう言う趣味は……」



「バカ?勘違いしないでくれない?私もないから」



あ、そうなんだ。



「零の事好き?」



立ち上がった瞬間ガタッと椅子が倒れる。あたしの表情は、きっと絶対……間違いなく。絶対に……お母さんに誓っても赤くなったはずだ。



「ふふ、分かりやす過ぎ」


そんなあたしを見て、来夏ちゃんは妖しい笑みを浮かべ笑った。



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