甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
むにゃむにゃ口を動かし眠る矢吹先輩は、本当に子供みたいな表情で眠っていた。



あたしを庇って矢吹先輩は、階段から落ちた。あたしも落ちたのにあまり痛くはなかった。



あたしを庇って矢吹先輩は、痣だらけだ。
幸い記憶以外はどこも異常がなかったのは良かったと先生が言ってたらしい。


あたしは、眠っている矢吹先輩の頭を一回撫でてから病室に戻った。



早く思い出したい。全部を……その為に早く退院したいな。まずは……それからだ。



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