甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「矢吹く~ん!!」



「キャー、ちょっと押さないでよ!」



毎日毎日、こんな大騒ぎだから、男子の先輩達は苛々しているようで、今みたいにわざとぶつかったりしてくる。



あたしは、たいてい一番後ろだから安心なんだけど。



キスしたいけど、今日もムリかな?残念だな。



キスされた先輩達は、目がハートマークだ。あたしも一度は、ああなりたいな。


キーンコーンカーンコーン



やばい!早くしないと、遅刻だ!



担任の先生は、いつも遅刻ギリギリな為走ればまだ間に合う。



あたしは、名残惜しい気持ちで、その場を後にした。



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