甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「お待たせ……矢吹?なわけないか……」



犬っぽい人は、じーっと矢吹先輩を見つめながら呟いた。
だけど、黒髪じゃない矢吹先輩は、矢吹先輩じゃないらしい。



訂正すると、説明が面倒だった為あたしは、何も言わなかった。



「矢吹の分けないですよ。矢吹は、こんな無邪気に笑いませんからね?」



「そっか!確かに……」



メガネをぐいっと手で直しながら真面目な人が言うと、子犬っぽい人は納得しながら頷いたのだった。



「スースー」



それにしても、このクールな人良く立ったまま眠れるよね?
ちょっと尊敬かも。




< 408 / 618 >

この作品をシェア

pagetop