甘甘王子の秘密〜オモチャ会社の俺様社長〜アイドルやホストイマス
「朱美ちゃんおはよう!」


寮には、もう矢吹先輩は居なくてあたしは一人で登校した。



教室には、もう朱美ちゃんの姿があり声をかける。


「おはよう!久しぶりだぴょん!」



そう言って笑う朱美ちゃんにあたしも笑顔を向ける。


全く変わってないな。朱美ちゃん。



「亜佐ちゃんが、部活やめたから大変だったぴょん!でも……」



そう言い掛けて朱美ちゃんは、顔を赤く染めた。



「壱夜が居るから大丈夫なのにゃん!」



相変わらずのラブラブっぷりを想像すると、羨ましい限りだ。



「でも……宿題家に全部忘れたから壱夜にしかられそうだにゃん」



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