【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




そしてあたしは…本当に少しだけ…淳君に抱き締められていた。




「………莉紅…俺さ…」



暫くして、淳君が静かに口を開いた。




「………何?」




「莉紅の初恋の相手になれるように頑張るから」



淳君はそう言うと軽く微笑んだ。




その笑顔は…すごく優しかった。




< 235 / 822 >

この作品をシェア

pagetop