【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




そんなある日。




「………莉紅」




部屋でゴロゴロしているときに、淳君の声がドアの向こうで聞こえた。




「ん?何?」




あたしはベッドから起き上がって言った。




「あのさ…莉紅のこと、抱き締めたい」




………はい?




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