【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「…………」




「ずっと黙ってて…ごめん」




淳君はそう言って、あたしに頭を下げた。




「………もういいよ」




「え?」




あたしがそう言った瞬間、淳君が顔を上げた。




「あたしが淳君の婚約者だってことは分かったから…もういいよ…」




< 289 / 822 >

この作品をシェア

pagetop