【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「あ…本当だ…泣いてる…何でかな…?」




あたしはそう呟いて苦笑いした。




「ねぇ、莉紅?何があったの?」




あたしはその一言で何かが切れたように、愛香に抱き付いて声を押し殺して泣いた。




「莉紅…大丈夫?」




愛香があたしの背中を擦りながら言った。




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