【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「莉紅ちゃんは知らないと思うけど…俺ね?莉紅ちゃんのこと好きだったんだ」




「………え?」




あたしは思わず歩いていた足を止めた。




そして仁君を見つめた。



「まぁ…莉紅ちゃんには淳がいるから…俺はもう諦めたけどさ」




仁君はそう言うとニカッと笑ってまた歩き出した



あたしは仁君の後ろをゆっくり歩いて家に帰った



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