【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「うん?」




あたしは歩いていた足を止めて、後ろに振り返った。




「莉紅ちゃんおはよう」



「あ、仁君おはよう」




あたしの後ろには仁君が立っていた。




「どうしたの?莉紅ちゃん?冴えない顔してるね?」




仁君がそう言ってあたしの顔を覗き込んだ。




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