【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「………いや、何でもない」




「ふーん…ていうか表の自分って疲れないの?」



「そりゃあ疲れるよ」




仁君はそう言ってあたしの隣りに寄り掛かった。



「ふーん…」




「ねぇ、莉紅ちゃん」




いきなり仁君の声が変わった。




いつもより声が低い…。



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