【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




仁君はそう言って頭を掻いた。




「そうなんだ…」




「莉紅ちゃんも気をつけなね」




「え?あ、うん」




あたしは頷いて下を向いた。




「じゃあ…俺、教室戻るから」




「あ、うん…またね…」



そして仁君はあたしの前から立ち去った。




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