【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




あたしは何も言えなくなり、ただじっと福田君を見つめていた。




「あ…あのさ…」




あたしは咄嗟に口を開いた。




「何?西園さん」




福田君があたしを見つめながら言った。




「あのさ…手、放してくれない?」




あたしは自分の頬に伸びた福田君の手に視線を向けて言った。




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