【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




「あ、ううん…何でもない…ちょっと考えごとしてた…」




あたしはそう言うと淳君苦笑いした。




「そっか…」



「………うん」




「よし、帰るぞ」




淳君がそう言ってあたしの右手をギュッと握った



「うん」




そして気まずい雰囲気のまま、靴に履き替えて昇降口を出た。




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