【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




でも、ちゃんと手は繋がれたままだった。




それでも今のあたしたちに会話はない。




「「…………」」




あたしたちは黙ったまま、家までの道のりを帰ろうとした。




でも…。




「なぁ、莉紅?」




淳君が先に沈黙を破りあたしの名前を呼んだ。




「何?」




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