【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~1~




そして唇が離れると同時に、あたしをギュッと抱き締めた。




「きゃっ…淳君?」




「ごめんな莉紅…寂しい思いばっかさせて」




「えっ?」




淳君があたしに言った。



「本当にごめん…」




「………ううん…平気」



あたしは淳君の背中に手を回してそう呟くと、淳君の胸に顔を埋めた。




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