恋  ~サッカー部のあの人~



  「はぁ~、やっと着いたぁぁぁ」



  うぅ~ん?!?!

  誰かが、有理に向かってくる。

  あれはー、小学校の時に一緒にいた


      モモだった。



   「有理っ、クラス表見た?!」

  「見てなーいっ。」


  「有理っ!!! ダッシュー」

  「えっ?!  なんでーっ。」


  モモと一緒に全力で走った。

  
  「1組な~し、

   2組な~し、

   3組な~し、
   
   4組な~し、

   5組な~し、

   6組な~し、

   7組な~し、」



  「ちょぉっとー、

   有理の名前なーい((泣」

  「馬鹿有理っ、名前あるやんっ

   6組のド真ん中っ!!!」
  
   モモに引っ張られて、

   見た先には、


   高山 有理


   「えっ、マジっ?!

    えっへへー。」

   「馬鹿だねー、有理っ。」


  そしたら、中学の先生がー・・・



  「入学生徒は、ここに並んでー。」

   そう言って、ウチは行った。






     
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