鬼の花嫁
悲シキ祭
祭当日
私は昨日のことが気になって
あまり眠れなかった。
そして、悩んだ結果
佐久助殿に相談することにした。
「佐久助殿!」
「おわぁぁっ!!おどかすなよ…
美鈴か、どうした?」
農作業していた佐久助殿に声をかけた
「実は…相談があります」
「なんだ?珍しいなぁ」
「あの、…」
私の言葉は続かなかった
「ちょっと佐久助。仕事ちゃんとやって」
梅子殿だ
「ごめんなっ美鈴!後で話し聞く!!」
そういって佐久助殿は梅子殿から逃げるように去った。