Eternal~社長と最後の恋~
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「あー、緊張しすぎて疲れた」

家に帰ってきてすぐに拓斗はベッドに倒れこんだ。


「そうだね、私も疲れちゃった」

軽く伸びをして、拓斗の隣に寝転ぶ。



お祝いされるのは嬉しいけど、
他会社の偉い人に挨拶したりで緊張しっぱなしだったので気疲れしてしまった。



「でも、これで本当に愛莉は俺のものだな」

手を伸ばして私の頬に触れると、嬉しそうにほほ笑む。



「じゃあ拓斗も私のものだよね?」

「もちろん」

引き寄せられて拓斗の腕の中に納まった。
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