俺様執事に全てを奪われて
「傍から見て…どうこうじゃないだろ?
結婚って
大事なのは、結婚する当事者の気持ちだろ
俺はままごとの延長でいいと思っている
厳粛で重いものじゃなくていいと考えている
乙葉が俺を好きだって思う気持ちと
俺が乙葉を好きだって気持ちが大切であり、一番重要なんだろ
違うか?」
元はどうして…こういうときに凄く優しいんだよ
わたしは隣にいる元の腕にしがみついた
「不安なんだ
好きだ…でも、なんか自信がもてない
どうして元がわたしを?って思うと、自信がないし不安なんだ
わたしは元に特別、何かをしたわけじゃない
いつも元にしてもらってばかりだ」
ぎゅっと元が抱きしめてくれた
元の胸に、わたしの耳がつく
元の心音が聞こえてきた
少し早いかも?
元も緊張しているのか?
「乙葉、人を好きになるのに何かしないといけないのか?」
「え?」
「俺は乙葉に好きになってもらいたくて、いろいろなことをしてきたわけじゃない
ただ笑顔が見たかったから
楽しそうにしている姿が見たいと思ったからだ
好きになってもらいたいという気持ちは最初はなかった
そりゃ、俺が乙葉への感情が恋だと知ってからは、好きなってもらいたいという感情はあった
全くなかったわけじゃない
だからって、俺がこれだけのことをしたんだから、好きになれよ…って押し付けるのは変だろ?」
結婚って
大事なのは、結婚する当事者の気持ちだろ
俺はままごとの延長でいいと思っている
厳粛で重いものじゃなくていいと考えている
乙葉が俺を好きだって思う気持ちと
俺が乙葉を好きだって気持ちが大切であり、一番重要なんだろ
違うか?」
元はどうして…こういうときに凄く優しいんだよ
わたしは隣にいる元の腕にしがみついた
「不安なんだ
好きだ…でも、なんか自信がもてない
どうして元がわたしを?って思うと、自信がないし不安なんだ
わたしは元に特別、何かをしたわけじゃない
いつも元にしてもらってばかりだ」
ぎゅっと元が抱きしめてくれた
元の胸に、わたしの耳がつく
元の心音が聞こえてきた
少し早いかも?
元も緊張しているのか?
「乙葉、人を好きになるのに何かしないといけないのか?」
「え?」
「俺は乙葉に好きになってもらいたくて、いろいろなことをしてきたわけじゃない
ただ笑顔が見たかったから
楽しそうにしている姿が見たいと思ったからだ
好きになってもらいたいという気持ちは最初はなかった
そりゃ、俺が乙葉への感情が恋だと知ってからは、好きなってもらいたいという感情はあった
全くなかったわけじゃない
だからって、俺がこれだけのことをしたんだから、好きになれよ…って押し付けるのは変だろ?」