僕らのベリーソルジャー
「僕にとってのイメージは、はじめてのおつかい、より、拾ってきたノラ猫が、僕の手から初めてごはん食べてくれた、みたいな感じだったけどね。」


そう言って桃太は、くす、と笑う。


「ひどい例えかもしれないけど、天馬って、すごく綺麗な野生動物みたいなものだからね。大事にしないと、はかなく壊れちゃうのに、慣れてくれない、みたいなトコなんかがね。」
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