僕らのベリーソルジャー
「想像できた。次は?」


「強く、具体的なイメージを脳に焼き付けるぐらい、強く思って。」


透き通るような未明の声に触発され、さっきのイメージが細かい所まで、鮮明になっていく。


指先の仕様まで、見えているかのごとくクリアに思い描けた。


腰のホルスターに入っている銃も、パーツのひとつ、ひとつまではっきりと見える。


「そうして、強く思って!『変身』したいって!」
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