僕らのベリーソルジャー
「ここが何処かわかったかい?」


かなり整ったと形容できそうな顔をした少年が口を開いた。


「………皆目。」


ホテルにしては、少し天井が低い2.5Mぐらいであることと、窓がどこにもないことしか見てとれなかった一悟には、そうとしか答えられなかった。
< 13 / 201 >

この作品をシェア

pagetop