僕らのベリーソルジャー
「なんの話をしているんだ?」


そう、問い掛ける。
しかし、そこへ。

「あの、ね。大将くん。わたしも、しいちゃんと意見が一緒、なの。」


未明が、そう発言した。


「未明も、なの?」


一悟の質問など、力一杯捨ておいて驚く桃太に、さらに町子が言った。


「ごめんな。大将。うちもアウトでええわ。」


「町子…君まで…っ!」


絶句した桃太は、一悟を見上げると、あきれたように言った。
< 142 / 201 >

この作品をシェア

pagetop