僕らのベリーソルジャー
先日。


博物館からの帰り道で、桃太から突き付けられた挑戦状について、一悟は朝まで、まんじりともせず考え続けた。


そして、出した結論は。



一悟に、再びレジャープールへと向かわせていた。




受付ロビーで、人を待っているかのように、缶コーヒーを手にしてたたずんでみる。



コーヒーを飲み終える前に、息を切らせて奥から飛び出して来たのは。


天馬だった。
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