僕らのベリーソルジャー
「あ、一悟の体型が理想だったんだよ。」


桃太がさらっと言う。


「先刻も言ったと思うけど、天馬が一悟の事気に入ったんだよね。理想の体型してて、ボディバランスも申し分なかったし。それで、僕が調査してみたら、更に理想的な環境なんだよね。」


そう言いながら、桃太が手渡してくれたのは、一悟の学生証と、運転免許証。


プールに入る際に、電子式ロックの貴重品ロッカーに入れておいたはずの代物であった。
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