僕らのベリーソルジャー
待ち合わせは 夜 ミュージアムの前だよ
太陽が明日の快晴を約束しながら西の空へと沈んでから数時間が経ち。
「夜って言ったって、長いんだ。何時に集合かぐらい、普通、先に言っておいてくれるもんじゃないのか?」
博物館の前で、日暮れからずっと待っていた一悟は、一番始めに来た桃太に、開口一番訴えた。
が、しかし。
「僕達はみんな忙しいからね。集合時間なんかは直前にしか決定できないんだよ。
だ・か・ら!
一悟にも連絡用の端末、渡しておいたよね?左の手首に。」
と、いうクールな反応しか桃太からは返ってこなかった。
確かに、さっき放り出される際に、どうして裸なのにこんな見覚えのない時計だけ、はめてるんだろうと不思議には思った、一悟だった。
まさか、連絡用とは!
「夜って言ったって、長いんだ。何時に集合かぐらい、普通、先に言っておいてくれるもんじゃないのか?」
博物館の前で、日暮れからずっと待っていた一悟は、一番始めに来た桃太に、開口一番訴えた。
が、しかし。
「僕達はみんな忙しいからね。集合時間なんかは直前にしか決定できないんだよ。
だ・か・ら!
一悟にも連絡用の端末、渡しておいたよね?左の手首に。」
と、いうクールな反応しか桃太からは返ってこなかった。
確かに、さっき放り出される際に、どうして裸なのにこんな見覚えのない時計だけ、はめてるんだろうと不思議には思った、一悟だった。
まさか、連絡用とは!