僕らのベリーソルジャー
小学生3人から、あからさまではないものの、バカと呼ばれたに等しい扱いを受け、一悟は凹んだ。


「んーー。でも、新鮮、かな?今まで、私達の周りに居なかったタイプの大人ではあるよね。」


しいのその言葉に、少し救われて、一悟は誘われるまま、真っ暗な博物館の横手に設けられている通用口へと歩み寄った。
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