僕らのベリーソルジャー
「個人情報保護法。」


少し黙り込んだ後、桃太の口から出てきたのは、法律の名だった。


「って、あるよね?」

一応は知っている。

しかも、只今現在、自分がその法律に守られていない気がバリバリしている。


「中身をぶっちゃっけて言ってしまえば、全ての個人の情報を、等しく大事に扱いなさいって感じかな?でもね同じ情報でも、人によって、その重さには違いがあるんだよね。」
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