僕らのベリーソルジャー
「じゃあ、未明に『お願い』してもらう為に、一悟に変身してもらおうか?」


ハシゴ用意してくれる?と言うのと全く同じ口調で桃太が言った。


「………今、なんてった?」


確かめるのも怖いが、聞かずにはいられない。


100%失神確実と宣伝されているオバケ屋敷に入る時よりも勇気を奮って、一悟は聞いた。
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