僕らのベリーソルジャー
少し、声のトーンを押さえ目にしながらも、一悟は怒鳴ってみた。


「一悟が、変身するんだよ。そうだなあ、名前が一悟、なんだから…さしずめ、ベリーソルジャーなんてので、どうだい?」


不意に横からそう提案して、ふふん、と鼻で笑って見せたのは、天馬だった。
< 76 / 201 >

この作品をシェア

pagetop