僕らのベリーソルジャー
「未明。君は悪いんだけど、僕と最後まで残ってくれる?また君のチカラで、鍵に『おねがい』してもらわないと、帰れないからね。それから、しいか、町子のどっちかで良いんだけど、未明と一緒に帰ってもらえないかな?さすがに一人で帰ってもらえる時間じゃないし、かと言って、僕は帰る方向反対だしね。」
そう言った桃太の声に、2人は同時に反応した。
「わたしが残るよ?」
「あーっずるいで。いーっつも、しいばっかし、未明とからんでるやん。そんなん、ずるこやん。うちも残るって。」
そんな、2人のやりとりは、どちらも桃太と一悟の話合いの中に未明を一人で置いて帰りたくないという思いやりの発露だ。
そう言った桃太の声に、2人は同時に反応した。
「わたしが残るよ?」
「あーっずるいで。いーっつも、しいばっかし、未明とからんでるやん。そんなん、ずるこやん。うちも残るって。」
そんな、2人のやりとりは、どちらも桃太と一悟の話合いの中に未明を一人で置いて帰りたくないという思いやりの発露だ。