僕らのベリーソルジャー
それに気付くと、一悟は自分が小さい子供に気を使わせている、無神経な大人に思えてきた。


「向こうに、休憩スペースって確かあったぞ。桃太との話がすんだら、迎えに行ってやるから、休んでろ。」


せめてもとの気持ちで、一悟が声をかけると、3人はうれしそうに一悟を見て、そして駈けていった。
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