僕らのベリーソルジャー
「そうだね。まだ、だったね。
…プールから、一悟を運んだのは、天馬だよ。
他人との接触を極端なぐらい嫌う天馬が、自分で一悟を捕まえに行ったのは、まだ、信じられない位だけど。
スタンガンで自由を奪って、前に御堂と魔実也が共同で作ってた介護用アーム使って。
天馬1人で一悟を連れて来たのを見たときは、ある意味感動だったな。」


「そこは、感動するトコなのかよ。」


一悟のつっこみは、こころなしか、ゆるい。


「おつかい、できたよ、じゃあるまいし。」
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