Space King
「パパ…っ」
カイの頬は涙で濡れた。
その頬に、柔らかな暖かい感触が降って来る。
カイは空を仰ぎ、目を丸くした。
「え…」
一面に羽。
白に近い透明の羽。
水のように透ける羽。
「クソ野郎!!戦いの邪魔…!!」
「いでぇ!痛ぇ!」
カイは絶句する。
レインも口を結ぶ。
ウィンドが叫ぶ。
「のぉぉぉぉぁぁぅ!!!!!
レインの…レインのっ…羽が!!」
俯く、そしてもう一度口を開く。
「レインの羽が、左羽が…
無くなっちまった!」
「バカか…てめえの羽もだ。」
その言葉に、ウィンドは自らの背を見ようとする。
「おれの…羽が…いちまいしかねえ!!」
カイの頬は涙で濡れた。
その頬に、柔らかな暖かい感触が降って来る。
カイは空を仰ぎ、目を丸くした。
「え…」
一面に羽。
白に近い透明の羽。
水のように透ける羽。
「クソ野郎!!戦いの邪魔…!!」
「いでぇ!痛ぇ!」
カイは絶句する。
レインも口を結ぶ。
ウィンドが叫ぶ。
「のぉぉぉぉぁぁぅ!!!!!
レインの…レインのっ…羽が!!」
俯く、そしてもう一度口を開く。
「レインの羽が、左羽が…
無くなっちまった!」
「バカか…てめえの羽もだ。」
その言葉に、ウィンドは自らの背を見ようとする。
「おれの…羽が…いちまいしかねえ!!」