帰宅部室は萌え!


寝よ。これも枕にしてやる。


あ、痛いからやめよ。




「えー、武琉寝るの…?」


「一時間だったら起こしてー。」




「えー。あっ、」


と歌が始まって優花は慌てて歌いだす。




寝よ寝よ。




−ぱっぼ。(鳩時計の音)


−軽く数時間後。




……けるー?


…たけるー?




と優花が呼ぶ中目を覚ました。




「はよ。…終わった?」


「うん!」




って、一時間以上経ってるな。


絶対。




「今何時?」


「ん?6時だよ。」




…あれ?


あんまり時間経ってねーな…。




「…朝の。」


「え?」




ってゆうのは嘘ー。


と茶化す優花に、武琉は自らの携帯を開いた。




うん、大丈夫。


「帰るかー、…ってあれ?早見は?」




「あ、瑠璃帰ったよー。」




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