帰宅部室は萌え!
鞄にお菓子を詰め、パフェの最後の一口を頬張る優花は目も向けず答えた。
咲来はリュックを背負って帰る準備おーけー(>ω゚)b
「置いてくぞー。」
「ま待ってっ。」
慌ててスクールバッグを抱える優花を横目に、武琉はドアを開けた。
−−−−−−……。
カラオケ店を出た後、3人は駅に向かって歩いていた。
とてとて歩く咲来の横を歩く優花はまだ足りないのか歌っている。
今、駅へ向かっているのは他でもない咲来を送るためである。
誘拐されたらやばいしな。(父親的気持ちで。)
たとへ近距離でも。←
優花と武琉はご近所かつ、駅周辺に住んでいるため、
…とゆうより、
「姫の護衛はお任せ下さい!(駅が三千里先にあろうとも。)」
とゆうスローガンの元、可愛いかあいい姫を悪者(ご想像にお任せする)から守るのが、2人の本当の目的、意思、本音。
とゆうのは本人には秘密事項である。
あくまで、「家近いからついでに送るよ」とゆう空気を醸しだす。