帰宅部室は萌え!
「とゆう提案なのですが、どうですか先生。」
「え?いつからあなたの語り?!っていうより、どうですかって私に聞かれても困るんですけど。」
先生の掛けている眼鏡のレンズに光が走る。
困るといつもこう、首を傾げる。
「うーん。そうですか。そうですね。」
「それに、部員は決まってるの?」
「部員?」
優花は何言ってるんだこの人は、と怪訝そうな顔で見た。
「部活やってない人全員ですよ。」
「まぁ、取りあえず4人いないと部活として立ち上げられないから、部員集めていらっしゃいよ。顧問は私がやってもいいわ。」
部員、4人…。
そっか、顧問もいるのか。
なんか以外に面倒な。
でも仕方ない。やると決めたからには。