帰宅部室は萌え!


あー…。


そーゆうことじゃなくて。




「部活として帰宅部作るの。」


「?」




うーん。と相変わらず頭の上に「?」を付けたまま、武琉は黙り込む。


優花はどう説明すればいいか、頭を捻る。が、いい案は浮かばない。




「あ、じゃあ取りあえず、武琉は帰宅部員だからね!」


「おぅ、分かった。」




いい返事をする彼に、優花は「では、放課後よろしく!」と手を挙げた。


武琉が返す。




優花は、「たっ」と職員室に向けて走り出した。


廊下は走っちゃいけません。




よい子は真似するな└|∵|┐!




< 6 / 23 >

この作品をシェア

pagetop