帰宅部室は萌え!

始動、指導?



先生からの承諾も下りた。


帰宅部始動。




その輝かしきメンバーは。




『部長』

中川優花


『副部長』

相沢武琉


『部員』

神田咲来、早見瑠璃
と、その他。




「その他?」


「なぜ俺副部長?」


「部長が優花なのが気に入らない。」




みんなが口々に文句を言う中、一人の帰宅部員が立ちあがる。




この新しく与えられた部屋は、普段、相談室やら何やら多目的に使われる一室。


つまりは、放課後の空き部屋、というわけである。




「とにかく!帰宅部の指導者はあたしなのです。」


優花は何処と無く指差し、片方の手を腰に当て、片足をソファーの上に乗せる。


もちろん、上履きを脱いで。




「うん、取りあえず君は何処に向かいたいわけ。」


見兼ねた瑠璃が突っ込む。



< 7 / 23 >

この作品をシェア

pagetop