帰宅部室は萌え!
いいのだ。
それが緩い、帰宅部の活動とな…
「るわけないだろ」
そこはきっちり武琉が突っ込んだ。
「言えばいいんでしょ!」
優花が開き直る。
「どぞ」
ドアを引いてノブを持ったまま、他の人が出れるように待つ優花。
その意図を察する3人を、瑠璃が代表して言った。
「優花言って来て」
「な何であたし!?」
優花が慌ててあわあわする。
うん、自分が言いに行くの嫌なんだ。
だから。
「言い出した人が行かなきゃ駄目でしょ」
瑠璃が止めを刺した。
「うぅ…、わかりましたよ」
観念したのか、優花はとぼとぼと部室を出て行った。