キュートな彼氏とイケてる彼女☆
なんて話そう……?
ヤバい!!
なんにも考えてない!!
「リラックスリラックス。ウチは旅館戻ってるからね、いい知らせ待ってるよ。」
「えぇっ!?」
いてくれるんじゃないの!?
「えぇっ!?じゃないでしょ。
これはあんたの問題なんだから、それに乙女はあんまり夜遅くに出歩かないものよ。」
辺りはもう真っ暗。聞こえる音といえば目の前に広がる真っ黒な海と虫の声。
早く来ないかな……。