キョウフノカクレンボ


俺は裏の池の柵を乗り越え全速力
で村の坂を降りた。

「…ハッ…ここまでくれば…大丈夫だろ…ッ」



考えが甘かった。

アイツはこんなことの通用する相手じゃなかった。



「うわっ!」
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