大好きな君へ

 「次って、ITだよね?」

あ「そうそう。」

さ「そろそろ、いくかー」

み「ちょ、ちょっとーおいていかないでー!!」

 「大丈夫だって。」

 もしかして、あれ、あかねの・・・。

 高木 涼くんじゃ・・・ない?

み「あれって、あかねの・・・・。」

 「だよねー」

さ「すれちがうはずだから、あたし、ふでばこ落としてあげる。」

あ「な、なにいってんの?」

み「まあまあ、そう怒らず。」

 きた。

 来た瞬間さつきが、あかねのふでばこを落とした。

あ「あっ!」

高「はい、これ。」

あ「あ、ありがと。」

 「きゃーあかねー」

さ「なんてわたしは・・・いい子なの?」

み「さすが・・・さつき!!!」

さ「えっへん!」

あ「さつき!!」

さ「あ、ごめん。いやだった?」

あ「ありがとー!!!初めてしゃべった!!!」

 「よかったじゃん。」
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