大好きな君へ

-美紅ー

自分でも何が起きたのかよく分からなかった。

混乱してた自分を笑う清水くん。

恥かしくなって、顔が赤くなっていくのが分かる。

さ「あたしたち先いってるね!」

えっ?ふ、二人っきり!?

みんなが、行ってしまった。

清「頭とか打ってない?」

「大丈夫。」

清「栗田・・・だっけ?」

うそ!?な、名前覚えててくれてる・・・。

「うん。」

清「保健室行かなくていい?」

「大丈夫だよ。」

清「じゃ、行こっか。」

「そ、そうだね。チャイム鳴っちゃうし・・・。」

清「おう。って!!」

「大丈夫?っていうか、清水くんが保健室行きじゃんかー!!」

清「そうみたいだな。」

「あはは!!」

清「悪いけど、先生に保健室いってるって、伝えといて!」

「あ、うん。大丈夫?ほんとに。」

清「大丈夫大丈夫。」

顔が引きつってるような 気がする・・・。

けど、本人が大丈夫って言ってんだから

「じゃあ、先生にいっておくね。」

清「よろしくな!」

そう言って別れた。
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