大好きな君へ

さ「あ、いるよーほら、実紅行って来い!」

み「えっ?!で、でも。」

あ「周りに誰もいないから。」

 「ほら!!」

み「え?ちょ、ちょっとー!!」

清「あ、栗田!」

み「大丈夫?」

清「大丈夫、大丈夫。」

み「よかったー一安心。」

清「そんなに、心配しなくても大丈夫だぞ?」

み「あのさ、やっぱ、心配だからメールアドレスもらってもいい?」

清「いいけど?」

み「ありがとう。」

清「なんで、そんな、心配するの?」

み「ど、どうしてって・・・。」

 これには、さすがに息ごもる実紅。

み「あたし、おもいっきり、転んじゃった?全体重かけちゃったから・・・。」

清「問題ねえよ。俺毎日、きたえてるし。サッカーで。」

み「そっかー」

清「はい。これ俺のメアド。」

み「あ、あたしの・・。」

清「おまえのは、俺に送ってもらえたらわかるからいいよ。」

 うわーその発言、絶対メールして来いってことじゃん。

 実紅やるー!と一人ではしゃぐ、あたし。

み「あ、今日、メールするよ。」

清「OK!!」
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