大好きな君へ
3話

「真子のでもなく、おねえちゃんじゃないし」

「おねえちゃんだよ?だって、実夏ねーは、彼氏と電話中。」

「あ、そっか。あ、さつきからじゃん。」

「おやすみ。あたし寝る。」

「あいよー!」

〔ちょっと!!聞いて!!純希くんに呼び出された!今日メールで。〕

「うっそーーーーーー!!!」

「おねえちゃん、うっさい。」

「ごめん。」

〔なに?どういう意味??〕

あーーーもう、電話したほうがはやいっ!

ぷるるるるるるるる

がちゃ。

「もしもし?さつき?」

「うん。」

「どういうこと??」

「よくわかんないけど明日の放課後教室で待っててって。」

「告白・・・・。」

「ないない。」

「あるよ!!だって、メアドとか聞かれたんだし。」

「そうかな??」

「そうだよ。あーあしたが楽しみ!!!」

「なんで、美羽が??」

「だって、これをきっかけに付き合ったら・・・・。」

「そんなのあるわけないじゃん。」

「あーーもう、じゃあ、明日朝一緒にいこ??」

「いいよーー!!」

「じゃあ、いつもん場所で。」

「はいはーい」
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